国民栄誉賞 年金 賞金 金額
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国民栄誉賞は、日本の内閣総理大臣表彰のひとつ。
これまでの国民栄誉賞の受賞者には、王貞治、美空ひばり、千代の富士貢、黒澤明、
高橋尚子、2011 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表、吉田沙保里、大鵬幸喜
などの方々が受賞されており合計で、20個人1団体が国民栄誉賞を受賞している。
そして政府は４月１日に、
プロ野球元巨人監督の長嶋茂雄（７７）
巨人やメジャーリーグのヤンキースで活躍した松井秀喜（３８）
両氏に、プロ野球の発展に貢献したなどとして国民栄誉賞を授与する方針を決めた。
長嶋氏は野球界にとどまらず、
戦後の日本を代表する国民的スポーツ選手として「ミスタープロ野球」などと呼ばれていた。
そして、1974年には「わが巨人軍は永久に不滅です。」の言葉を残し現役を引退した。
菅義偉官房長官は１日の記者会見で、
「社会に夢と希望を与えた。野球界の発展に貢献した」と理由を説明。
同時に「事務当局に検討を指示した。関係者の意見を聞いて最終判断する」と語った。
松井氏は石川・星稜高から1993年にドラフト１位で巨人に入団。１０年間プレーした後、
2003年にヤンキースに移籍し、エンゼルス、アスレチックス、レイズと合わせて10年間プレー。
ヤンキースでプレーした2009年にはワールドシリーズ制覇に貢献し、シリーズのＭＶＰに選出された。
菅氏は松井氏への授与に関して、
「日米の多くの国民に親しまれ、感動や喜びを与えた」と述べた。
プロ野球選手への授与は８７年の衣笠祥雄氏以来となるそうだ。
しかし、ここで気になっている方もいると思いますが、
はたして国民栄誉賞を受賞すると何がもらえるのでしょうか？
物がもらえるの？賞金？年金？いくらなの？
実際に国民栄誉賞でもらえるものは・・・賞状・盾・記念品
といった３つのみだそうです。そして賞金・年金などといった金銭的な手当が出ることは無いようです。
ですが、もらえる記念品の中には金額にして１００万円相当に値する物もあるみたいですね。
●過去の受賞者と記念品
○１９７７年 王貞治 （プロ野球選手） 鷲の剥製
○１９７８年 古賀政男 （作曲家） 懐中時計
○１９８４年 長谷川一夫（俳優） 銀製の花挿し
○１９８４年 植村直己 （冒険家） 陶製の壺
○１９８４年 山下泰裕 （柔道家） 置き時計
○１９８７年 衣笠祥雄 （プロ野球選手） レリーフ
○１９８９年 美空ひばり（歌手） 銀製の花瓶
○１９８９年 千代の富士（大相撲） 青磁の壺
○１９９２年 藤山一郎 （歌手） 懐中時計
○１９９２年 長谷川町子（漫画家） 銀製の花瓶
○１９９３年 服部良一 （作曲家） 銀製の花瓶
○１９９６年 渥美清 （俳優） 銀製の花器
○１９９８年 吉田正 （作曲家） 銀製の飾り皿
○１９９８年 黒沢明 （映画監督） 陶器の花瓶
○２０００年 高橋尚子 （マラソン選手） 腕時計
○２００９年 遠藤実 （作曲家） 腕時計
○２００９年 森光子 （女優） 腕時計
○２００９年 森繁久弥 （俳優） 陶器の飾り皿
○２０１１年 なでしこＪＡＰＡＮ（サッカー）化粧筆
○２０１２年 吉田沙保里（レスリング） 真珠のネックレス
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